全地形対応の超万能シューズ。アークテリクス・バーテックスアルパインGTXを紹介。

業界の常識を再定義した技術革新と製品で、アウトドアプロダクトの進化をリードしてきたカナダ・バンクーバーのARC'TERYX(アークテリクス)。 今回は登山シューズに新たな進化をもたらした2024年登場のアプローチシューズ「VERTEX ALPINE」を紹介します。

バーテックスアルパインは登山靴の中でもアプローチシューズと呼ばれるカテゴリに属します。 アプローチシューズとはその名の通り、クライマーがクライムポイントとなる岩場へ向かう際に履くシューズ。 ・グリップ性能の高いアウトソール ・岩場での安定性が高い硬めのソール ・つま先を岩から守るカバー構造 ・つま先側まで締められるシューレース が特徴です。 樹林帯から森林限界以上の荒れた地形にまで対応し、軽いクライミングもこなせてしまう汎用性の高さが魅力。 ライフスタイルに浸透しているモデルでは ・KEEN ジャスパー ・MERRELL モアブ ・SALOMON X-ALPシリーズなどがイメージしやすいでしょうか。 HOKA スピードゴートシリーズなどに代表される厚底トレイルランニングシューズに比べるとクッション性や軽さでは劣るものの、一般的なトレッキングシューズと比べると十分に軽量でより幅広い地形に対応できるのがポイントです。

バーテックスアルパインをひとことで表すなら「走れるアプローチシューズ」。 テクニカルな地形を歩くことに主眼を置くアプローチシューズは、トレイルランニングシューズと比べて硬く重量がかさむため長時間の山行では足への負担が大きくなってしまうという課題を持っていました。 この問題を解決するために開発されたバーテックスアルパインは テクニカルな地形に対応する機能性を確保しつつ長距離を効率よく移動できるようトレイルランニングシューズのフィット感を取り入れた片足336gと軽量な設計。 アプローチシューズの持つ長所にトレイルランニングシューズの軽量性をプラスした結果、ハイク、クライミング、ランと山における全てのアクティビティをカバーする万能シューズに仕上がりました。

開発に関わった山岳ガイドのマイク・ガードナー氏は次のように語っています。 「バーテックスアルパインは『快適さこそが性能だ』という信念のもとに開発したんだ。 ロングトレイルを歩く際にも十分な安定性とクッション性を維持するランニングシューズのようなシューズを岩場の登攀にも使うことができれば自分にとって山を旅する上での完璧なシューズになると思ってね。」 樹林帯など走れるセクションは走って進むファスト＆ライトな縦走登山スタイルをする上では右に出るものはないほどの完成度です。 TRAVEL FAST ＆ TRAVEL FAR（より早く、そして遠くへ） 今シーズンの登山を支える足元に「バーテックスアルパインGTX」を選んでみてはいかがでしょうか。