白ワインを代表するブドウ品種として有名なシャルドネ。ワインに詳しくなくても一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回はシャルドネについてご紹介します。
白ブドウの王様とも呼ばれるシャルドネは、世界的に人気のある品種。カナダ・オンタリオ州でも人気のあるブドウ品種の一つで、ワイナリーはそれぞれ、異なる発酵技術とワインを熟成させるためのオーク樽の使用により、独自のスタイルを生み出しています。
●アンオークド・シャルドネ(樽熟成なし)
ややオフドライで軽やか。しゃきっとしていて、クリーンで爽やかな味わいになります。 リンゴ、洋梨、柑橘類、トロピカルフルーツなどの果実のアロマと風味が特徴。
●オークド・シャルドネ(樽熟成あり)
骨格がしっかりしていてドライ。バターのような滑らかさ。熟したリンゴ、洋梨、パイナップル、メロン、イチジク、オーク、スパイス、バニラ、ナッツ、バター、クリーム、ハチミツ、コーヒー豆などのブーケと風味が特徴。
樽熟成と樽熟成なしでは合う料理が違うため、相性のいい料理は幅広いです。
樽熟成なしのシャルドネは、酸味が豊かで爽やかでフルーティー。魚介やサラダだけでなく、調味料や豚の甘味と綺麗にペアリングする酢豚がおすすめです。
ワインはよく冷やした状態で。シャープな酸味が引き立って一層美味しく味わえます。
しっかりと樽熟成されたシャルドネには、火を通した魚介料理や揚げ物と好相性。手羽唐揚げや肉じゃががおすすめ。パワフルで酸味とのバランスが良く和食の出汁と良く合います。