ブロッコリーとオリーブオイル

ビタミンA、B群、E、Kなどビタミンを豊富に含んでいます。 特にビタミンCは野菜の中でもトップクラス。そのビタミンCと一緒に吸収される葉酸も含んでいますが、葉酸には動脈硬化予防効果があります。 カルシウム、ミネラル、βカロテン、食物繊維も豊富で若さとキレイを保つのにおすすめの野菜です。

ブロッコリーには、ビタミンA（βカロテン）やビタミンE、ビタミンKなど脂溶性ビタミンが豊富に含まれています。これらのビタミンは油と一緒に摂取することで吸収率が高まるため、オリーブオイルを加えることでブロッコリーの栄養価を効率よく摂取できます。

ブロッコリーにはビタミンCやスルフォラファンなどの強力な抗酸化物質が含まれています。一方、オリーブオイルにもビタミンEやポリフェノールが含まれており、これらの成分が協力して体内の酸化を防ぐ効果を高めます。

オリーブオイルのコクやフルーティーな香りが、ブロッコリー特有のほろ苦さを和らげ、味わいに深みを与えます。 ブロッコリーを蒸したり茹でたりした後、塩とオリーブオイルをかけるだけでヘルシーで美味しい一品に。 炒めたりローストする際にオリーブオイルを使うと、加熱中の栄養素の損失を抑えながら、素材の甘みや旨味を引き出せます。

「ファイトケミカル」は、植物由来の化学物質で、「ファイト」という言葉はギリシャ語で「野菜」を意味します。これは、野菜や果物の色素、香り、辛味、苦味などの成分を指します。ファイトケミカルには抗酸化作用や免疫力を高める働きがあり、体内で生成できないため、食事から摂取する必要があります。そのため、5大栄養素や食物繊維に次ぐ「第7の栄養素」として注目されています。 ファイトケミカルは植物の細胞膜内に含まれているため、吸収するには細胞膜を壊すことが重要です。具体的には、よく噛む、刻む、すりおろす、加熱する（ただし、熱に弱い種類もあるので注意）が有効です。 ブロッコリーは、なんと200種類ものファイトケミカルを含むスーパーフードなんです。

材料 ブロッコリー １株 大根おろし　好きなだけ ポン酢 エキストラバージンオリーブオイル 作り方 ①直径24ｃｍほどのフライパンに深さ2cmぐらいの水を入れ沸騰させる。 ②沸騰したら、塩を小さじ半分の量を入れる。 ③食べやすい大きさに切ったブロッコリーを入れて蓋をする。 ④再び沸騰した後、30秒たったらブロッコリーをザルに取り常温で冷ます。(栄養を逃さないため水にさらさない） ⑤皿に盛り、大根おろし、ポン酢、オリーブオイルの順にかける。