牧場からお届けするおいしい牛乳についてご紹介いたします。
まず、美味しさのポイントは、私たちの牛乳が「すっきりと飲みやすく、適度な甘みがある」ことです。多くの人が「濃い牛乳が美味しい」と考えがちですが、実は乳脂肪が高すぎると牛にとって負担が大きくなります。牛も人間も、健康を維持するためにはバランスが大切です。
そこで、私たちの牧場では無理をせず、自然に近い形で健康を保ちながら美味しい牛乳を生産しています。具体的には、乳脂肪が豊富なジャージー牛のミルクと、契約農家で飼育されているホルスタイン種のミルクをほどよくブレンドすることで、深みのある味わいを実現しています。
結果として、すっきりとした飲み口でありながら、甘みとコクが絶妙に絡み合った牛乳が生まれます。このおいしい牛乳を全国の皆さまにお届けするために、牛たちとともに心を込めて取り組んでいます。毎日のひとときを、おいしい牛乳でちょっと贅沢にしてみませんか?
「鮎の瀬牧場」についてご紹介いたします。
鮎の瀬牧場は工場から少し離れた山間の飛騨市古川町中野地区に位置し、牧場のすぐ隣には山が面していて、新鮮な空気がいっぱいの環境です。
この牧場は、当社の自社牧場として、愛情を込めて飼育された牛たちがのびのびと過ごす場所です。
私たちは、牛たちの健康を第一に、歩き回ることができないつなぎ飼いではなく、広い牛舎の中でのびのびと過ごせるストレスフリーな環境で飼育することで、長く牛たちが幸せに、健康に過ごせる環境を目指しています。
自社牧場では全国でも珍しいジャージー牛を飼育しています。ジャージー牛は一般的な黒白のホルスタイン種とは異なり、乳量は少ないですが、乳脂肪の高い濃厚なミルクを出します。契約酪農家のホルスタイン種のミルクとジャージーミルクが合わさることにより、奥深く、でもスッキリと飲みやすい牛乳を目指しています。
また、鮎の瀬牧場では、環境に配慮した持続可能な農業を心がけており、地元のコミュニティとも密接に連携しています。地元のアスパラ農家さんから端材となるアスパラを分けてもらい、アスパラが牛たちのデザートとなり、牧場から出る飼料は100%地元の農家さんへ還元し、循環型農業を行っております。
私たちの牧場で育まれた大切な牛乳をぜひ一度お試しください。
*鮎の瀬牧場は観光牧場ではないため、事前に連絡がない方への一般公開は行っておりません。牛の病気予防のためにもご了承のほどお願いいたします。(団体客様のみ要予約で牧場体験は一部行っております。1か月以内に海外へ渡航された方は承ることはできません)