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エレキギターのネック調整

公開日:2025/03/28 更新日:2025/04/01
みなさんギターをプレイしていて、なんだか調子がおかしいな?と思ったことはありませんか? 弦は新しいのを張ったばかりだし・・一体どうしちゃったんだろう??? もしかして、あなたのギター!!ネックが反っているかもしれませんよ!! エレキギターというのは木材で出来ています。そう!木は生きているのです! ですので湿度の変化によってネックが曲がってしまうのは仕方がないことなのであります。 やはり、ナイスなギタリストになるためには、ネック調整くらいは自分で出来るようにならなくてはなりません!自分のギターのことは、自分が一番わかっていなければ、常に最適な状態でプレイすることが出来ないのです!そこで、このページではエレキギターのネック調整のやり方を伝授いたします。 ネック調整をマスターして、是非、最適なセッティングでプレイしてください♪
ネックがどういうふうに反っているのか、これを正確にチェックしましょう。ここを間違えると、全くとんちんかんなネック調整をしてしまい、ネックがさらにひどいことにもなりかねません!ネックの状態をチェックするには、おおまかに言って3通りあります。また、ギターは木材で出来ているので1本1本性質が異なります。何度もネック調整をしていくうちに、そのギターのクセもわかってくることでしょう。 ネックのチェック方法 【1】「フィーリングで感じる」 そうなのです。やはりフィーリングは大事です。いやむしろすべてかもしれません!! 以下のチェック項目にお心当たりは??? ・なんとなく弦高が高くor 低くなったような気がする ・音がビビる(つまる)ようになった ・音に暖かみがなくなった ・なんかペチペチいってる ・チョーキングした時に上の弦が指にひっかかる このチェック項目に複数該当するようであれば、ネックが反っているのが原因である可能性大です!! (がしかし!!ネックが原因でない場合もあります)
【2】「目で見る」 ヘッド側、ブリッジ側からそれぞれ、目の高さと同じ高さからギターを見ることでわかります。 フレットの端が直線上に並んでいるか、指板の角が直線になっているかをチェックします。 最初は難しいかも知れませんが、慣れれば一番短時間でチェックできる方法です。
【3】「計って見る」 ギターの6弦の1フレットと最終フレットを同時に押さえて、10フレットから12フレットのところの、弦とフレットとの隙間をチェックします。 ハガキが一枚入るくらい、ほんのちょっぴり隙間が空いているのが一般的にベストです。 指で叩くと「ぺしぺし」という音がするくらい。 (目安はだいたい0.2mmくらいの隙間です) 同じように1弦でもチェックします。6弦と1弦で違いすぎる場合は、ネックがネジれて反っていることが考えられますので、ここは素直にリペアショップに持っていった方がいいです。 ネックの反りには大きく分けて2種類あり、「順ゾリ」と「逆ゾリ」 と呼ばれています。「順ゾリ」はネックがボディートップの方向に反ること。「逆ゾリ」はボディの裏面方向に反ることです。 ネックの反りを直すにあたって、一番重要なことは 「このネックは、どういう風に反っているのか」 というのを正確に把握することです。 でないと、無理にトラスロッド(後述)を回し過ぎて、逆に取り返しのつかない最悪の事態になることも考えられます。 ネックにはトラスロッドという鉄の棒が入っています。 まっすぐな鉄の棒を弓状に押さえつけて埋め込んだものです。 これは、ネックが反ったときに、矯正するためのものです。 ギターを始めたばかりの人は、知らない人も多いと思います。 上に述べた方法でチェックしてみても、ネックがどのように反っているかわからない人はお気軽に当店にご連絡くださいませ。 さて、ネックのソリの状態がわかったら、トラスロッドを回してソリを矯正します。
このトラスロッドは、ヘッドについているアジャストカバーに収納されているか、または、ネックエンドの方にあるかどちらかです。アジャストカバーがあるギターの場合には、弦を張ったままネックを矯正できますが、ネックエンドにあるギターの場合には一度弦とネックを外さなくてはなりません。この場合には、ネックに弦の張力がかかっていない状態でトラスロッドを回さなくてはいけないので、経験と勘が必要になってくる部分です。 (ホイールナットを搭載したギターはネックを外さずに調整可能です) ネックが順ゾリしている場合には、トラスロッドを時計回りに回して調整します。 ネックが逆ゾリしている場合には、トラスロッドを反時計回りに回して調整します。 このとき、どのくらい回せないいのか、ということが肝心なのですが、 だいたい15度から30度くらいずつ、ちょっとずつまわして、ネックのソリ をチェックしてみる、というのを繰り返すかんじと思って下さい。 いっぺんにたくさん回すのは危険です。 また、ギターの中には、古くなってトラスロッドが回りにくいものもあります。 回すとき「うっ!」と思わず声が出てしまうくらい固くなっているものは、無理に回さないで下さい。ここは素直にリペアショップへ持っていきましょう。 トラスロッドを回したら、第一フレットと最終フレットを指で押さえて、3フレット付近と12フレット付近が、ほんのちょっぴり空いている程度か調べてみて下さい。指で叩くと「ぺしぺし」言います?その感じです。 まだ空きすぎているばあいは、もうちょっとトラスロッドを締めて、(時計回り) また、逆に隙間がなくなってしまった場合には、トラスロッドを緩めて(反時計回り) 調整していきます。 この作業を、調整が合うまで何度か繰り返すことになります。
適切に調整されたギターは、やっぱり弾いてて気持ちいいもんですよ♪ 是非、ギターを最適な状態でプレイしてください☆ また、ギターの調整はあくまでも皆さんの責任で行って下さいね。 もし自信がなければ、無理に自分でやろうとすると返って悪い結果にもなりかねませんので、当店までお気軽にメールにてお問い合わせください。