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入浴剤の選び方(種類&おすすめ)

公開日:2025/02/06 更新日:2025/03/24
今日はいつもよりも疲労が溜まっているな・・・ お肌の乾燥が気になるな・・・ 長湯したい気分だな・・・ 急に温泉に行きたくなってきたな・・・etc その日によって気分は異なるもの。そんな異なる気分であるからこそ、お風呂でもいつもとちょっと違った気分を味わいたい。 そんなときに気軽に気分を変えられるのが”入浴剤”。スーパーや薬局、100均で手に入るお手頃価格なものから、雑貨店やギフトショップで売られているおしゃれパッケージ、温泉気分を味わえるもの、百貨店で売られているような高級タイプなどなど、その種類は実に様々。 当記事では、そんないろいろある入浴剤の種類について、そしてその中からぴったりのものを選ぶためのポイントを解説していきます。
入浴剤の役割
香りが良いから、色がキレイだから、ただただなんとなく・・・ といった理由で入浴剤を使用しているかたも多いかもしれません。しかし入浴剤の基本の効果はそれだけではありません。 もちろん香りや色だけでリラックスすることもできますが、近年では色も香りもない入浴剤等が人気を博していたりもします。 では、色や香り以外の入浴剤の基本の効果とはどういったことなのでしょうか。 【入浴剤の基本の効果】 1.お湯をやわらかくする 水道水には塩素が含まれているため、さら湯の状態ではピリピリとした刺激を感じてしまう場合があります。入浴剤を入れることにより、この塩素を緩和し、お湯を柔らかくすることができます。 2.色・香り(無色・無臭のものも有) 色や香りなどさまざまに工夫されたものが多く市販されており、それによりリラックス効果を得ることが出来ます。天然のハーブや生薬を使用したものなど、自然の香りを楽しめるものなどもあります。 3.その他+の効果 美肌に特化したものや、身体の不調に効くもの、温熱効果を高めるものなど、入浴剤の個性が顕れるポイントです。 この中の3番目、プラスの効果に関してが特に見て頂きたいところ。この効果について詳しく知ることで、入浴剤を上手に選ぶことができます。 では、まずは押さえておきたいポイントから見ていきましょう。
入浴剤の種類の基本(大分類)
入浴剤は、大きく分けて、医薬部外品・浴用化粧料の2種類に分けられます。このどちらにも含まれないものが”雑貨”という扱いとなります。 1. 医薬部外品 医薬品と化粧品の中間的役割を果たす分類。効果・効能が認められた有効成分が配合されていますが、人体に対する作用は穏やかです。冷え症やリウマチなどの「予防」の範囲におさまる効果・効能を表記することが可能であるため、医薬部外品にあたる入浴剤には、効果効能の記載のあるものがほとんど。 2. 化粧品(浴用化粧料/浴用化粧品) 人のカラダを清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは頭髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているものです。人体に対する作用がさらに緩和です。 3. 雑貨 入浴剤コーナーに並んでいる、一見して“入浴剤“と思われるものでも、前述のような「医薬部外品」「浴用化粧料」といった表記がないものがあります。この場合は「入浴剤」ではなく「入浴雑貨」の分類になります。浴用の炭やヒノキボール、セラミックボールなども正確には“雑貨”となり、“入浴剤”とは言いません。天然とされる”湯の華”も実はこの分類で、100%天然のものはパッケージに1.2のどちらの表記もありません。 大分類を理解したところで、更に細かく、成分による分類を見ていきましょう。 入浴剤の個性は、この成分の組み合わせによって現れます。
含有成分による効果と分類(小分類)
ー無機塩類系(ミネラル系)ー 特徴:保温・清浄等 形状:パウダー・顆粒 市販されている入浴剤でもっともよく見られるタイプです。硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)といったものが成分一覧に記載されています。ミネラルが主成分で、温泉由来の成分が配合されているものもあり、温浴効果UPや、保温効果で湯冷め防止にも良いとされます。 ー炭酸ガス系(有機酸系)ー 特徴:保温・疲労回復等 形状:錠剤・パウダー しゅわしゅわと発泡するタイプの入浴剤です。多くはタブレット型ですが、ラムネ大のものやパウダータイプのものもあります。成分としては炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩とクエン酸・リンゴ酸・フマル酸などの有機酸類が含まれており、これらが化学反応することにより発泡します。炭酸ガスが皮膚から入りこみ、身体の芯までポカポカに。 ー生薬系(漢方・薬用植物系)ー 特徴:各種有効成分配合 形状:パウダー・顆粒・液体・生薬そのものを刻んだもの 生姜や蜜柑の皮、ヨモギ、ハト麦、唐辛子といった生薬・漢方類を配合しています。含有している生薬により腰痛・肩こりに効くもの、冷えに効くもの、切り傷・皮膚炎に効くものなどさまざま。薬草特有の香りがあるため種類によっては好みが分かれることもあります。 ー酵素系ー 特徴:保温・清浄 形状:パウダー・顆粒 たんぱく質分解酵素を配合している入浴剤です。パパイヤに含まれているパパインが代表的なものです。無機塩類と組み合わせることが多く、細かい汚れや古い角質を落とし、お肌をキレイにする効果があります。 ースキンケア系ー 特徴:保湿 形状:パウダー・液体(バスミルク・バスオイルなど) セラミドやコラーゲン、ホホバオイルなど美肌・保湿効果成分を含む入浴剤です。無機塩類に保湿成分を含ませたパウダータイプのもの以外に、バスオイルやバスミルクといった液体状のタイプが多く販売されています。 ークール系ー 形状:パウダー・錠剤 ミントやハッカなどのメントール成分を含み、温かい湯がひんやりと感じるのが特徴です。無機塩類や炭酸ガスをベースとしたものが多く見られます。湯上がりもさっぱり爽快なので真夏や梅雨の時期はもちろん、朝風呂でシャキッとしたいときなどにもおすすめです。
目的別入浴剤のおすすめ
ー体の不調を緩和したいー このような場合は、「医薬部外品」とされている入浴剤をお選びください。「医薬部外品」の入浴剤には“効果効能”が記載されていますので、緩和したい症状に合わせて選ぶと良いでしょう。 ー美容効果が欲しい!ー 美肌や保湿など、美容効果を求める場合には、まず「浴用化粧料」と記載のあるものをお選びください。美容効果のあるとされる入浴剤には、保湿効果、潤い効果、といった文言が目立つところに記載があります。 ーぽかぽか温浴&発汗効果ー 前項で解説した「無機塩類系」の入浴剤であれば保温効果はあるのですが、市販のパウダー・顆粒タイプの入浴剤のほとんどがこれに当たります。ですので、程度の差はあれど基本的に入浴剤には保温・発汗の効果はあると思って良いでしょう。より発汗効果があるものを求めるのであれば、唐辛子や生姜、シナモンなどの漢方・生薬を含むものを選ぶのがおすすめです。 ー運動した後の体の疲労にー 炭酸ガスの入浴剤は血流を促してくれるため、身体の中の老廃物を排出しやすくしてくれます。お風呂に浸かるだけでもリラックス効果はあるのですが、炭酸ガスの入浴剤を入れることで筋肉の疲労回復を早めてくれます。 ー本格的な香りを楽しみたいー 低価格帯のものだと、人工香料を使用しての香りづけが主になりますが、より本格的な香りを楽しみたい、という場合には精油のみで香り付けされているものを選ぶのもおすすめです。精油専門のショップではお風呂用にアロマオイルがブレンドされたバスオイルなども販売されています。 ー温泉気分を味わいたいー “温泉”をうたった入浴剤は非常にたくさんありますが、温泉系入浴剤の中でも以下のような種類があります。 天然湯の花(湯の華)100% 湯の花・温泉成分入りの入浴剤 温泉をイメージして配合した入浴剤 温泉そのものの効果が欲しいのであれば天然湯の花や湯の花・温泉成分入りのものがおすすめですが、よくイメージされる「硫黄の香り」はどの湯の花にもあるものではなく、温泉地によって異なります。無臭の湯の花もありますので、その点は購入前にきちんと確認すると良いでしょう。 ※多くの場合、天然湯の華は”浴用化粧品”としてではなく雑貨として販売されています。そのため、効果効能の記載はありません。
お風呂のソムリエイチオシ6選
浴衣生地を使用した可愛い見た目の入浴剤や、天然素材を使用したバスソルト、精油を配合したものや美肌効果のあるものなど、ソムリエが自信をもっておすすめする商品たちです。
プレゼント・プチギフトに
小さくてかわいくて種類が豊富な入浴剤は、ちょっとしたプレゼントや景品に喜ばれます。 飾っておくだけでバスルームのインテリアになりそうな、かわいい小瓶に入ったバスジェルや、ラッピング済みなのでそのまま渡せちゃうもの、かさ張らないパック状のものなど、選ぶ楽しさも。 予算に合わせてどうぞ。
入浴剤を入れるその前に!
入浴剤を使用するかたにはもちろん、入浴剤は使用しないよ!というかたにもおすすめしたいのが「BATHLIERお風呂の炭」。ただの炭ではなく、光触媒を施したもので、お風呂の雑菌やぬめり防止&塩素緩和もしてくれ、入れるだけでお湯がまろやかになります。入浴剤を入れる前の下ごしらえとして、入浴剤を入れずに炭だけを楽しんで、など、両方の楽しみ方ができます。
注意!入浴剤使用時に気を付けたいあれこれ
1.他の種類と混ぜてはいけません! 「アロマオイルと併用できます」などとうたわれていない入浴剤は、他のものを混ぜて使用することは避けましょう。入浴剤の特性を損なう恐れがあります。 2.転倒にご注意を! オイル成分が含まれている入浴剤は転倒にご注意ください。浴室がいつもより滑りやすくなっている場合があります。とくに小さなお子様やご高齢の方、妊婦さんがいらっしゃるご家庭は、皆さんで注意を促すようお願いします。 3.こまめに浴槽や風呂釜の掃除を! 硫黄(イオウ)成分は風呂釜を傷めることがあります。使用方法をよく読んで正しくご使用ください。その他の入浴剤については、自動追いだきスイッチを切り、ぬるくなったら「足し湯」をすることをおすすめします。入浴後はお湯を抜き、シャワー等で洗い流してください。また、浴槽に色が付着した場合は、すぐに浴室用の中性洗剤で洗ってください。抜けた毛髪などにも成分が付着しているので、排水溝のお手入れも忘れずに!
気を付けたい入浴法
1.高温での入浴 とくに高齢者や高血圧の方が高温のお湯に長く浸かると危険です。健康な方でも心臓に負担がかからないよう、浴槽につかる前にかけ湯をしてから入りましょう。 入浴剤をいれることにより保温効果が得られるので、ぬるめの温度(基礎体温からプラス3度が目安)で半身浴がお勧めです。 仕事や学校、家事などをしていると交感神経が活発化しているといわれています。寝る前までPCやスマホをいじっていると眠れなくなるのは交感神経の働きが左右されているかもしれません。睡眠前にぬるめの入浴で副交感神経にスイッチがきりかえ、良質な睡眠をこころがけるといいですね。 2.食前食後の入浴 お風呂に入ると血行がよくなり全身に血がめぐります。食前食後に入浴すると消化に必要な血液が十分に胃に届かなくなるので、消化不良を起こす原因になります。最低でも食時前後30分~1時間は入浴を避けましょう。 また、空腹での入浴はめまいなどが起こりやすいので注意しましょう。 3.飲酒後の入浴 お酒を飲むと血中アルコール濃度が上がり血管が拡張します。その時に入浴すると血液の流れがさらに速くなり、酔いが強くなったり、心臓に余計な負担がかかったりします。事故や病気の原因になるので、酔いが醒めるまで入浴は避けましょう。 4.運動後の入浴 運動後は筋肉にたまった疲労物質を除去するために筋肉に血液があつまります。疲労回復に必要な血液が、入浴してしまうと筋肉に集中しなくなるので、回復が遅くなります。 また、運動すると心拍数があがるので、その状態で入浴すると過度な負担が心臓にかかります。 また脂肪燃焼効果も下がるといわれています。食事と同じように30分~1時間はカラダを休め、それから入浴するようにしましょう。 基本の入浴法とその効果についての詳細はコチラ(リンク)
更新日04/0203/2604/01集計