生の馬肉が愛犬･愛猫の食事に最適な理由

馬肉は、犬や猫にとってもいい食べ物だと言われていますが、なぜなのでしょうか？ ワンちゃんやネコちゃんに馬肉を生で食べさせるのが良いのでしょうか？ また、一度にどれくらいの量をあげると良いのでしょうか？ 今回は、これらの疑問にお答えします！ 【目次】 1.馬肉の特徴 2.馬肉の成分・カロリーについて 3.生で食べさせてもいいのか 4.どれくらいの量を与えるのがいいのか 5.食いつきが悪いときは 6.冷凍庫でどれくらい保存できるか 7.こんなワンちゃんにオススメ 8.まとめ

馬肉は、人間でも馬刺しとして生で安心して食べることができる唯一の食肉です。 馬肉を生で食べても安全な理由がいくつかあります。 ①（馬の）体温が（他の食肉用動物と比べて）高い 馬は牛や豚といった他の家畜されている動物と比べて、体温が5～6℃ほど高いので、ヒトにとって有害となる寄生虫や雑菌が付きにくいそうです。 ②「反芻動物」（複数の胃を持つ動物）ではないこと 反芻(はんすう)とは...特定の種類の哺乳類が行う食事の摂取方法で、まず食物を口の中で咀嚼し、反芻後胃に送り一部消化したのちに、再び口に戻して咀嚼するという過程を繰り返し食物を消化する動物のことです。 反芻をして食物を摂取する動物（牛、羊、鹿など）は腸管出血性大腸菌（O157等）を保菌しているケースがあり、その動物の肉を生で食べることは危険です。 馬は反芻しないため腸管出血性大腸菌を持っている可能性がとても低いのです。 このように馬肉は『生で食べても安全なお肉』という特徴があります。

馬肉は他の食肉に比べて、グリコーゲン、ビタミンA、ビタミンE、鉄分、カルシウム等が多く含まれてます。 グリコーゲンには 【 疲労回復 】【 集中力を高める 】などのメリットがあると言われています。 また、タンパク質の量も多いので、馬肉を食べることによって身体を作る上で欠かせないアミノ酸も多く摂取することができます。 近年、馬肉の健康効果が注目されており、滋養強壮などに効果があると言われているのは栄養が豊富に含まれているからなのですね。 また、生のお肉は消化にもよいので、小食なワンちゃんのフードトッピングや、食欲の落ちてきた老犬にもおすすめです。 さらに、馬肉は他の食肉（牛、豚など）と比べてカロリーが低く、赤身の馬肉 100g あたり約110kcal。 牛肉や豚肉のカロリーは100g当たり200～300kcal ですので、なんと約半分！100gで110kcalというと鶏肉のササミとほぼ変わりません。 馬肉はとてもヘルシーなお肉なのです。 牛肉　100g　≒　200～300kcal 豚肉　100g　≒　200～400kcal 鶏肉　100g　≒　105kcal（ササミ） 馬肉　100g　≒　110kcal（赤身）

ここまでは馬肉の基礎知識について、解説しました。 さてここで本題、生の馬肉を我が家のかわいい愛犬や愛猫に食べさせても大丈夫なのでしょうか？ 結論から申し上げますと 【 全く問題ありません 】 人間が生で食べれる品質のお肉ですから、ワンちゃんやネコちゃんが生で食べても問題はないでしょう。 しかし、いくつか注意点がありますのでお気をつけください。 ①ワンちゃん・ネコちゃんの体調や体質によっては生肉が合わない場合も ワンちゃん・ネコちゃんの年齢・体調・体質はヒト同様に様々。 また、ずっとドッグフードやボイルされたお肉で慣れているワンちゃん・ネコちゃんは最初食いつきが悪いこともあります。 ※食いつきが悪いときは下記の『 5.食いつきが悪いときは 』をご参照ください。 ②食べ過ぎには注意 我々ヒトでも同じですが、食べ過ぎはやはりよくありません。お腹が緩くなったり、戻してしまう原因にもなりますので適量を与えることが重要です。 ※大阪馬肉屋で取り扱いの馬ミンチは、内臓や骨を粉砕したものは一切混ざっていない馬肉100％で高品質（完全無添加の商品です）。 ヒト（人間）用としてハンバーグやパスタ、チャーハン、肉じゃがなどに加熱調理してお召し上がりいただけます。

馬肉は栄養価が高く、愛犬に生で食べさせてもいい食材だということはわかりました。ではどのくらいの量が適量なのでしょうか。 【 愛犬の体重の1～2％が良い 】 一般的に言われているのが、1日の摂取量の目安は体重の1～2％。体重が5kgのワンちゃんですと50g～100g。ということになります。 ただし、食事の内容をいきなりすべて馬肉にすると体調を崩す恐れもありますので、今与えている食事を少し減らし、馬肉を加えるのがベストかと思います。 大阪馬肉屋の馬ミンチをリピートされている方も、始めは今までのフードを少し減らして馬肉を少し加え、慣れてきたら比率を変えて生肉を増やしていったとおっしゃっていました。 またドッグフードと馬肉の比率は6：4と少しドッグフードが多めくらいが（経済的にも）良いかもしれません。

最初は食いつきが悪いというワンちゃんもいるようです。 食いつきが悪いときは一度加熱して与えてみてください。 加熱方法はボイルがオススメです。少しずつレアの状態にしていき慣れさせていくことをオススメします。

大阪馬肉屋の馬肉は、馬刺し用の馬肉もペット用馬ミンチも、すべて【冷凍】庫での保存です。 その時々の在庫状況により多少異なりますが、短くても2週間、長いものですと5ヶ月ほど冷凍庫内で保存が可能です。

生の馬肉はこんなワンちゃんにオススメです。 ①毛ヅヤをキレイにしたい ②高齢のワンちゃんに ③ダイエットしたいワンちゃんに 栄養たっぷりの馬肉は栄養素がたっぷりでワンちゃんの毛ヅヤもピカピカになるとここと。また、低カロリー高タンパクですので、高齢のワンちゃんやダイエットをしたいワンちゃんにもピッタリなお肉なのです。 生の馬肉には、食べ物の消化・吸収を助ける酵素がたっぷり！酵素は消化を助けたり、血流や脂肪燃焼などの体の代謝を支える物質です。 この酵素が不足すると、消化力が落ちて栄養がとれなくなったり、代謝が落ちて脂肪や糖をエネルギーに変えられず肥満や病気にかかりやすくなったりします。 健康なワンちゃんの毎日のために、酵素が含まれる食物を与えることが大切です。

■ 馬肉は愛犬にも安心して生で与えられるお肉 ■ 体調や体質もあるので、与え過ぎには注意 ■ 1日に与える量は犬の体重の1～2％ ■ 生で食べてくれない場合は加熱して与えてみる ■ 低カロリー高タンパクなのでダイエットさせたいワンちゃんや高齢のワンちゃんにもオススメ ■ 毛ヅヤを良くしたいワンちゃんにも生の馬肉がオススメ いかがでしたでしょうか。 今回は、愛犬用の馬肉について成分から解説してみました。 愛犬に馬肉を与えることをお考えの方にとって参考になれば幸いです。 大阪馬肉屋 楽天市場店では、お試し用の馬ミンチから、大容量の馬ミンチのセットもご用意しています。 是非、ご活用くださいませ。