街中で目にすることの多いスタンド看板は、最もポピュラーな看板の1つですが、そもそもどのような看板なのでしょうか?ここでは、スタンド看板の種類や通称について、解説させて頂きます。
スタンド看板とは、置くだけで設置できる自立する看板のことです。カフェやレストランなどの飲食店から、美容院や歯科医院まで様々なお店や施設に、宣伝や広告のために置いてあります。
人の目線に入りやすい高さにあるため、視線を集めるアイキャッチ効果は抜群です。
置くだけですので、セッティングや持ち運びが簡単なのが大きな特徴です。
スタンド看板と一口にいっても、A型看板やウエイト一体型看板、電飾スタンド看板など、様々な種類があります。
開いて置くタイプを総称して、A型看板と呼ぶことも多いですが、"A型" という名称の由来を説明させて頂きます。
●A型看板とは、看板を側面から見たときに、アルファベットの "A" に似ていることから呼ばれています。両面タイプが多いです。
他にも、側面の形状から下記のような通称のタイプがあります。
●片面タイプは、漢字の "人" に似ていることから、人型と呼ばれることもあります。
●傾斜タイプを、L型と呼ぶこともあります。
●垂直タイプは、Tを逆さにしたように見えるので、T型と呼ばれることもあります。
※下のイメージ図をご覧下さい。
A型看板の中にも、表示面の仕様が様々あります。
●印刷などを貼るタイプ
●手書きするタイプ
●ポスターを入れるタイプ
●両面タイプは、道と垂直に置けば、両方向へアピール出来ます。表と裏で、別の表示内容にする事も可能です。
●片面タイプは、1方向にだけアピールしたい場合に、壁を背にして狭い場所にも置けます。
※下のイメージ図をご覧下さい。
注水式のウエイトが一体になっており、屋外で使用する際も別途重しを用意する必要がなく、水を入れることで強風や接触での転倒を防止できます。本体は樹脂製で軽く、移動の際も水を捨てれば持ち運びも楽に行えます。
照明で光るスタンド看板の総称です。
夜間に営業するお店に人気が高いのが、電飾スタンド看板です。
内部に照明器具がある内照式タイプが多く、内照看板や行灯看板と呼ばれることも多いです。
看板の外部に照明器具を取り付ける外照式タイプもあります。
夜間の暗闇や、薄暗い建物の内部でも存在感を放ち、ひと際目立つので、スタンド看板の中でも特に訴求効果が高いと言えます。
夜間の案内に電飾スタンド看板は欠かせません。
その他にも、スタンド式の看板はあります。
●サインスタンド・フロアスタンド
基本的に、室内での案内に使用するスタンドです。
形状は、1本ポールのタイプが多いです。
●メニュースタンド
メニュー表を置いたり、食品サンプル等を入れるためのスタンドです。
●カタログスタンド
カタログやパンフレットを置くためのスタンドです。