ABSCO SHEDSは通常の天候のために耐候性に設計されています。大雨などの極端な気象条件の場合、多少の水の侵入があります。
厳しい気象条件、大雨と強風下の突風などでは、屋根の頂点にある金物(Rige Capping)や各パネルの接合部分、そのネジなどの固定部分などではわずかな変形を呈し、多少の水の侵入を許すことがあります。この部分は定期的にチェックしてください。
特に強風ではドア部分での被害が報告されています。ドアが解放しにくいような防護をしてください。急速な温度差により屋根部分やコンクリートゆか、壁では屋内での結露が発生します。
そもそもユーロ物置に収納するものは芝刈り機、手押し車、庭道具などの機器などです。上記の条件のいずれかによって悪影響を受ける可能性がある家具などは、樹脂製で防水が期待できる容器に入れて置くといいでしょう。コンクリートの上に木製のスノコを置くのも方法です。
接合部分やネジ部分にシーラントを加えて、ドアにはゴム製のシールを使うなど施せばさらに耐候性を高めることができます。ネジやスライドロックなどの小型金物の錆びが気になれば、このシーラント剤と同様、どこのホームセンターでも購入できるものばかりです。ただしコンクリート床とユーロ物置本体底部との間に防水シーラントを施すと却って水が排出されにくいことが懸念されますのでお勧めできません。