エプソムソルトは追い焚きやエコキュートは可能？2日目のお湯への効果も解説

今回は、エプソムソルトを入れたお風呂は、「追い焚き」や「エコキュート」が使用できるのか？ という疑問に答えていこうと思います！ また、「2日目のお湯でも効果はあるの？」というのも、疑問に思うポイントなのではないでしょうか。 エプソムソルトを入浴剤として使用した場合、 ♦︎追い炊きやエコキュートの使用は可能なのか ♦︎2日目のお湯による効果の変化 について解説していきます。 ぜひ参考にしてくださいね！

【 エプソムソルトは追い焚きOKです！】 塩分が含まれている場合は追い焚きできませんが、エプソムソルトに塩分は一切含まれていません。 また、塩分が入っていないため、風呂釜が傷む心配もありません。 ※エプソムソルトの種類によっては、追い焚きのフィルターを掃除したほうがいい場合もあります。 ※弊社の製品の場合、殻が含まれている「ハトムギ＋オートミール」のエプソムソルトを追い焚きする際は、掃除を推奨しています。

エコキュートは循環型のお風呂になるため、塩化ナトリウムや炭酸カルシウムなどが含まれた入浴剤を使用すると、循環ポンプや配管などを傷めるリスクがあります。 しかし、エプソムソルトの主な成分は硫酸マグネシウムのため、ポンプや配管を傷める心配がなく、追い焚きと同様にエコキュートでも使用可能。 ◎名前にソルトと入っているため塩分が入っていると勘違いされがちですが「含まれていない」ため、安心して使用してください。

エプソムソルトは追い焚きしても効能が変わる心配はありません。 エプソムソルトは海水から取れる「硫酸マグネシウム」で作られていますが、塩化マグネシウムとは異なり塩分が含まれていません。 そのため、追い焚き自体で効能が変化することはありませんが、入浴する人数が多かったりお湯の量を増やしたりすると、効能が弱くなる可能性はあります。

エプソムソルトを入れたお湯は、2日目になると効能が変わる可能性は低いでしょう。 炭酸ガスを使った入浴剤の場合は、数時間で効能が低下しますが、エプソムソルトは2日目のお湯で追い焚きをしても、濃度が変わっていなければ大丈夫。 ◎ただし追い焚きと同様に、入浴人数やお湯の追加などにより濃度が薄くなると、効能が弱まる可能性はあります。 ※夏はお湯が冷めにくく、細菌が繁殖する恐れがあるので、2日目のお湯の使用はおすすめしません。

エプソムソルトを入浴剤として使用する際のデメリットは、次の3つです。 ※使用時は、ご自分の体調面を考慮しながら入浴してください。 ＜① 使用量が多いとのぼせやすい＞ エプソムソルトの推奨使用量は、浴槽の湯量に対して濃度0.1〜0.2%ほどです。 お湯が100Lの場合は、エプソムソルトが100〜200gの計算です。 エプソムソルトは温浴効果があり濃度が高すぎると、血流の流れが良くなりのぼせる可能性があります。 また、使用量が多すぎると消費量が上がり費用負担が増え、浴槽も汚れやすくなります。 注意点として、ペースメーカーを入れている方は使用前に医師に相談してください。 ・飲酒後の入浴は推奨されていない ・体質によっては使用しないほうがいい ＜② 飲酒後の入浴は推奨されていない＞ お酒を飲んだ後は、エプソムソルトの入浴は控えましょう。 エプソムソルトは代謝を活性化させる作用により発汗作用が強いため、飲酒した状態で使用すると、吐き気やめまいにつながる恐れがあります。 エプソムソルトを使用する際は、飲酒していない状態で入浴しましょう。 通常の入浴でも、酔った状態の入浴はのぼせたり脱水したりするリスクがあるため、浴槽に浸かること自体避けたほうがいいでしょう。 ＜③ 体質によっては使用しないほうがいい＞ エプソムソルトは体質によって使用しないほうがいい場合もあります。 エプソムソルトは温浴効果が高く、入浴時間は20分ほどが目安です。 しかし、長く入浴しすぎた場合は血流の流れが促進され続け、乾燥肌の方はかゆみを感じるかもしれません。 20分という入浴時間の目安を基準にすれば問題ないと思いますが、長風呂がお好きな方は控えた方が良いでしょう。 また、血流が促進されるため心臓に疾患がある方や、ペースメーカーを使用している方は、念の為医師に相談してから使用することをおすすめします。

エプソムソルトを入れたお湯は追い焚きしても問題ありませんが、バスソルトを併用する場合は追い焚きしないよう気をつけましょう。 エプソムソルトを使用する際は、使用量や使用ルールを守ることが大切です。 また、こまめに掃除をすることで、より安心してエプソムソルトを使い続けられるでしょう。