お風呂の温度が高いと痒くなる？原因と正しい対策

敏感肌や乾燥肌の方にとって、入浴中や入浴後の痒みは、大きな悩みですよね。 そこで今回は、こちらを解説します！ ① お風呂の温度設定と入浴時間が、痒みを引き起こす理由 ② 肌トラブルを防ぐための正しい入浴方法・入浴後のケア 早速見ていきましょう！

1、皮膚の乾燥（カサカサ肌） 熱いお湯は皮膚の表面にある皮脂（天然の保湿成分）を洗い流してしまうそう。 皮脂は皮膚を保護し、水分を保つ役割があります。 これが失われると肌が乾燥し、カサカサ肌や痒みを引き起こすことがあります。 2、バリア機能の低下 熱いお湯によって皮膚の角質層が傷つき、肌のバリア機能が低下。 バリア機能が弱まると、外部からの刺激や乾燥による影響を受けやすくなり、炎症や痒み・カサカサ肌を引き起こします。 3、血流の急激な増加 熱いお湯に入ると、皮膚の血管が広がり血流が急激に増加します。 この結果、以下のような症状が現れることがあります。 ↓ ◎ヒスタミンの放出 血流増加に伴い、皮膚のマスト細胞がヒスタミンを放出し、これが痒みの原因に。 ◎ほてりや赤み 血流増加で敏感な肌が刺激され、痒みを感じやすくなります。

肌トラブルを防ぐためには、お湯の温度を「38～40℃」のぬるめに設定するのがおすすめ！ この温度は、肌に優しく、リラックス効果も得られる理想的な温度なんですよ。 また、入浴時間も「20分程度」を目安にすると、肌への負担を軽減できます。 入浴時に、エプソムソルトを適量（お湯150ℓ〜200ℓに約150g〜300g)入れることで、マグネシウムたっぷりのリラックスした入浴をお楽しみ頂けます。 ◎洗顔の温度は？ 洗顔のおすすめ温度は、「32~34℃」のぬるま湯で。 洗顔後は肌を優しくタオルで押さえるようにして拭き取り、すぐに保湿ケアを行うことが大切。

お風呂上がりは、肌の水分が蒸発しやすい状態に。 入浴後すぐに保湿クリームやローションを塗ることで、肌の水分をしっかり閉じ込められます。 ◎入浴後１分以内に保湿すると効果的◎ ♦︎ 乾燥肌対策として ♦︎ エプソムクリーム・エプソムミルク・エプソム化粧水 がおすすめ！

お風呂の温度を適切に設定することは、肌の健康を守るためにとても重要なこと。 熱すぎるお湯は避け、「38〜40℃」のぬるま湯でリラックスし、入浴後の保湿ケアを習慣にするのが大切。 これにより、乾燥肌や敏感肌による痒みを防ぐことができます。 お悩みの方は、ぜひ試しくださいね！