羽毛が輸入移送される時は、大量に圧縮されて届けられます。
その圧縮された羽毛を、羽毛本来の品質に復元させる加工システムです。
そして同時に、移送時に混入するファイバーやゴミ等を、綺麗に除去します。
もちろん、高圧と高熱で、ダニや細菌も消滅させます。
最新のオイル方式を搭載したパワーアップ加工で、高温加熱処理された羽毛は、安定したかさ高を保ち、品質の良い羽毛布団を製造できるのです。
供給用ロケットに、圧縮されている羽毛を、ほぐしながら入れます。自動的に自動計量機ホッパーに移送されます。
供給用ロケットから供給された羽毛を、ここで一旦蓄えて、軽量しながらパワーアップ本体へ移送します。
ボイラ出口温度280度のオイル循環によりパワーアップ本体を150度以上加熱可能。 一定の水分を添付し高温処理後急速冷却することで羽毛のパワーを復元します。 温度差が高いほど復元が大きく、水温式の従来型より相当高性能となっています。
パワーアップ本体で高温(約135度)処理された羽毛は常温度約30度の冷却除塵機に移送します。 約100度の温度差を利用して急速冷却することにより、羽毛の「かさ高」性が保持されます。 同時にごみ類は除塵します。
パワーアップされ冷却された羽毛は、より良い状態に保持貯毛する為、 6つに仕切られたボックスへと収納されます。