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なぜ日本人はアクセサリーを身につけたのか?

公開日:2025/03/06 更新日:2025/03/06
アクセサリーは必ずしも生活に必要なものではなく、単なる装飾品であり贅沢品。 現代では概ねそのような感じでしょうか。 でも古代の日本人にとっては単なる装飾品ではなく、意味があり必要なものでした。
縄文人はアクセサリー好きだった
意外と知られていないのですが、 日本最古では旧石器時代(約2万年前)の装身具が発見されています。 縄文時代(約16,500年前~約2,400年前)には既に、ネックレス、かんざし、ピアス、イヤカフ、ブレスレット、指輪など、今使われているほとんどのアクセサリーが使われていました。 男女問わず、生前も死後(埋葬品として)も、です。
世界4大文明より前の高度な技術
ちょっと話はそれますが、日本の縄文時代が世界4大文明より何千年も古いなんてすごくないですか? しかも、金属もない時代に、今でも形を留めるような硬い石に小さな穴を開けるということは、大変高度な技術があった証でもあります。 縄文時代には殺傷目的の武器は出土しておらず、 戦争という概念が存在しないまま1000年以上も続いた平穏な集落遺跡がいくつも発見されているそうです。 武器ではなく装身具の出土が多い縄文時代、なんかいいですね。
魔除や神霊とつながる役割
さて、縄文人が装身具をつけた理由には諸説ありますが、装飾的な意味合いよりも魔除やお守り、呪術的な意味合いが強いとか。 邪悪なモノが依り憑かないようにする為、或いは様々な神霊と通づる為などに装着していたと考えられています。 本来は様々な神霊との関わりで1万年間以上も使用されてきたわけです。 八百万の神を信仰の対象とする日本の古神道はこの流れから自然に出てきたのかもしれません。 縄文~弥生時代の大流行アクセサリー「勾玉」を現代の神道でも大切に扱っていることが興味深いです。
つい最近までアクセサリーは消えていた?!
けれどもアクセサリーは奈良時代から忽然と姿を消します。仏教の伝来と関係があるのか、衣服がとってかわったのか、、謎です。 そして再び戦後に大復活し、今に至ります。現在では男女問わず大勢の方が身につけていますね。 たまには日本の祖先に思いをはせ、ちょっと見方を変えてアクセサリーを身に着けるのも面白いかもしれません。 見た目だけでなく、気持ちも少し変わりそうですよね。 長々とお読みくださりありがとうございました。 今後も気になったことをメルマガなどでご紹介していきます。 シルバージュエリーアンシル店長 阿久澤かずみ
カレンシルバーネックレス
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    更新日03/1203/0503/11集計
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