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お正月花の飾り方

公開日:2024/11/28 更新日:2024/12/26
▼切り花
お正月に花を飾る理由?
新しい年の始まりをお祝いする
お正月にお花を飾ることには、長い歴史とそれぞれの植物がもつ深い意味が込められています。 それらを知ることも継承されてきた文化を、次へと繋ぐことなのかもしれません。 最初に触れるのは、私たちの暮らしです。 お正月は新しい一年の始まり。お花を飾ることで、家の中に新鮮な気持ちと幸せなエネルギーを招き入れます。 色とりどりのお花が部屋を明るくし、みんなの気持ちも華やぎます。 部屋を清め花を飾ることで、 皆が無事に1年過ごせたことに感謝を表し、新年をお祝いします。
歳神様をお迎えするため
お正月にお花を飾る主な目的の一つは、歳神様を迎えることです。 歳神様は、新しい年の幸運や繁栄をもたらす神様とされ、家庭や企業に訪れます。 花飾りはその迎え入れの準備です。 門松は、神様が迷われないよう、道しるべとなり、 しめ飾りは、玄関(入口)に飾り、不浄が入り込まないよう、結界の役割をしています。 歳神様は、松の枝や、鏡餅に宿られます。 神様に安心して訪れて頂く場所を整えるのが、花飾りです。 また、松には長寿と不老不死を象徴する意味があり、竹の性質からは成長と強さを表しています。 歳神様への敬意と新年への期待と決意を表します。
▼生花アレンジメント
自然との調和と精神性の象徴
日本文化では、自然との調和は重要なテーマです。 花を飾ることは、自然の美しさを取り入れ、季節の移り変わりを感じる行為でもあります。 特に冬の厳しい時期に咲く梅や椿、水仙などの花は、困難な状況を乗り越える強さや忍耐力を象徴します。 新しい年に向けての精神的(気持ち)の準備や 自己の成長を願う気持ちが映されます。
▼しめ飾り・正月リース
幸運と繁栄の象徴
花には、それぞれが幸運や繁栄をもたらすと信じられる象徴的な意味があります。 お正月の 松竹梅(しょうちくばい)はその代表例。 松は不老長寿、 竹は成長と節操、 梅は高潔と純粋さを象徴します。 色彩にも意味があります。 白は精神性 黄色は仕事、経済 赤は血液から健康を表すとも言われ、 また、 赤や金色の花は繁栄や喜びを、 白や緑の花は清浄と成長を象徴しています。 これらを組み合わせて、幸福と成功の願いが込められます。
飾る時期
地域にもよりますが、「すす払い」といい、12月13日からお正月の準備を始めるとされています。一般的に、お正月の飾りつけは、12月13日~12月28日までに行います。 これも、地域や神社の云われによりますが、29日は(苦立て)31日は(一夜飾り)と言い、神様に失礼とされています。 30日は地域によりますが、問題無いと考えられています。
終う時期
お正月、松の内の間は神様はゆっくりとされていらっしゃいます。 多くの地方で松の内は、1月7日の大正月までとされていますが、 関西など一部地域では、1月15日の小正月までを松の内としています。 鏡開きは1月15日に行い、神様のお餅を家族で分かち合い健康で過ごせるよう、頂きます。 お正月の飾り物はこの時に終うのが良いとされています。 ※それ以降の良い時期に、 しめ縄や、飾りものは、どんど焼き(お焚き上げ)で空へお返しする風習が多くの地域で残っています。 この時期のお花は、もっと長く飾れることがありますので、しっかりお水をあげて、花を楽しんで下さい。
現代における花飾りの意義
門松やしめ縄、玄関や床の間などお正月の花飾りは、花を選び、飾り付けを行う過程で、家族全員が協力し合うことで、一体感を高め、代々受け継がれてきた伝統を守り、 家族の歴史、 文化的アイデンティティを次世代に伝える役割を果たしてきました。 現代、伝統的な儀式や習慣が変化する中でも、 お正月の花飾りは今もその意味を保ち、守られている文化のひとつです。 都市化やライフスタイルの多様化により、花飾りのスタイルや使用する花の種類も変わってきていますが、 その根底にある自然への敬意や新年への希望は変わりません。 また、現代的なデザインや素材を取り入れることで、伝統と現代性の融合が図られ、新しい形の文化として発展し、受け継がれています。
▼プリザーブドフラワーで花を添えて
まとめ
お正月にお花を飾ることは、単なる装飾であり、それ以上の意味もあります。 歳神様をお迎えし、新年も家族が元気で過ごせるよう、祈り願う儀式としての役割、 自然との調和、家族の絆、幸運と繁栄の象徴、 現代における伝統の継承、そして心の浄化とリフレクション、 お正月を感じる美しい花々を眺めることで、日常の喧騒から離れ、静寂と調和を感じる時間を持つことができます。 これらを少し考え、花飾りを楽しむことで、日本の豊かな文化と先祖代々受け継いできた日々の営みをより深く感じる時間になるかもしれません。 新しい年を迎えるにあたり、花飾りを通じて心豊かな時間をお過ごしください。
いつもありがとうございます。 来る年が皆様にとりまして良い年でありますように。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 ARNE にしむらゆき子
初売り
  • 更新日01/0612/3001/05集計
    切り花、生花のアレンジメント、プリザーブドフラワー、etc・・ 何を上に飾っても、お正月らしく様になります。 1枚あるととても便利なお正月用の盆(トレー)です。 ▼