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熱中症対策

公開日:2025/04/15 更新日:2025/04/15
皆様も毎年体感している通り、日本の夏は年間猛暑日が増え続けています。実際に気象庁のHPのデータを見てみましょう。
令和3年(2021年)は、北米における熱波やヨーロッパ中部での大雨など、世界各地で極端な気象現象が発生しました。我が国でも、令和3年 8 月中旬から下旬に前線の活動が非常に活発となった影響で、西日本から東日本の広い範囲で大雨となりました。
人は運動や仕事などで体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。体温が上がった時は、汗をかくこと(気化熱)や、体の表面から空気中に熱を逃がすこと(熱放散)によって、体温を調節しています。平常時は、こうした体温を調節する機能がうまく行われるため、人の体温は36℃から37℃くらいに保たれています。
しかし、気温や湿度が高い環境で激しい運動を行うと、体内で作られた熱をうまく外に逃がすことができなくなります。さらに、そのような環境の下でいつも以上に運動や活動を続けると、体がどんどん熱くなり、汗をかいて体の水分や塩分が減っていきます。そうすると、体内の血液の流れが悪くなり、体の表面から空気中に熱を逃がすことができなくなり、汗もかけなくなります。このように体温の調節がうまくできなくなると、体の中に熱がたまって体温が上昇します。
脳を含む重要な臓器は、37℃以下で一番うまく働き、体温が高くなると機能しにくくなります。また、汗をかいて体から水分が減少すると、筋肉や脳、肝臓や腎臓などに十分に血液がいきわたらないため、筋肉がこむら返りを起こしたり、意識を失ったり、肝臓や腎臓の機能が低下したりします。こうして体の調子が悪くなって、熱中症が引き起こされるのです。
主に4つの要素から熱を抱えることになります。 ①太陽の光(直射日光) ②地面からの熱 ③運動時に発生する体内の熱 ④呼気からの熱 これらの熱が体の冷却機能を上回り、汗による体温調節や水分補給が追いつかなくなった場合に、熱が体内にこもり熱中症を引き起こします。
グラウンドだけではなく、ベンチでさえ36度を超える気温。日陰に入っていても、猛暑日となるような日はジワジワと体に熱がこもり始めます。