ペットを亡くした後に押し寄せる後悔、現実を受け入れられない メモリアルグッズ製作
公開日:2025/04/04 更新日:2025/04/04私はお客様からのペットロス相談を受けながら
ペットのメモリアルグッズを作っています。
作成時間を割いて相談対応しているのですが
私はこの相談を受ける時間を大切にしています。
さて、本日はよくあるご相談のひとつ。
ペットを亡くした後に押し寄せる後悔についてお話したいと思います。
皆さん、ペットがまだ元気だった頃、
たくさんの愛情を注いてきたことでしょう。
介護や看病してきた人たちも
たくさんの愛情を注いで対応していたと思います。
それなのに、多くの方がこのように言われます。
「後悔ばかり残ります。」
「今更ですが○○しておけば…」
出来ることは全てしてきたという人たちですが
なぜここまで後悔に襲われるのでしょうか。
私はこう思います。
何をしても、どれだけ手を尽くしても、
後悔は残るのかもしれません。
それが愛情なのかもしれないと思います。
私も、愛犬・愛猫の看病をし、
その結果彼らを亡くした経験をしています。
ある時は出来る限りの治療をしました。
手術をし、病気の片腕を切断し、何度も入院させて、
最後は薬漬けになり、
もっと早く楽にしてあげた方が良かったのかと悩み、
またある時は獣医と相談して負担の大きな手術は避けて、
自宅で出来る範囲の治療をし、
温かく尊い時間を過ごし…
その結果たった2カ月でお見送りをし…。
どちらが正しかったのか、
あれをしておけば、これをしておけばと、
今でも悩みが押し寄せてきます。
そんな時、あるお客様が教えて下さいました。
こうやって悩んだり、後悔したりするのが
飼い主の出来る最後の役割なのかな、と。
後悔から抜け出したい。
それを受け入れて楽になりたい。
このように悩んでいる人もいるでしょう。
私は皆さんのお話を聞き、
後悔はこの先もずっと残ると感じるようになりました。
(私もそうであるように)。
愛犬ムックや愛猫マロに、
「ごめんね」
という気持ちはずっと残っています。
でも、時間がたてば気持ちが少しずつ変わってきます。
後悔の気持ちは大きいままですが、
その他の気持ちが芽生えてくるのです。
「かわいい子だった」
「出会えてよかった」
そして、写真を見ては泣いてばかりでしたが、
「かわいいな」と思える時間が増えてきました。
後悔は受け入れるというよりは、
後悔は残ったままでも
他の気持ちが芽生えてくると思います。
それで少し気持ちが楽になりますし、
きっとムックやマロも許してくれるだろうと
彼らに無断で勝手に解釈しています。
いや、彼らを信じてるって感じでしょうか。
きっとペットたちは、すべての飼い主に感謝している事と思います。
さて、私は糸を編み、
ペットのメモリアルグッズを作っているのですが、
その仕事は「物作り」ではなく、
まるでペットロスカウンセラーだと言われた事があります。
そんな資格は持っていませんし、
勉強もしたことないですが、
日々お客様のペットロス相談に乗り、
デザインの相談をし、
お届け後に
「お帰り」
「また会えた」
と言ってもらえるよう頑張るのが私の仕事です。
そして、
『ペットロスで後悔ばかりだった日々が
作品を楽しみに待つ
前向きな気持ちになれた』
とも言われます。
この気持ちの変化こそが
私が大事にしている事です。
後悔は一生残るでしょう。
何をしても残るでしょう。
それが愛情を注いだ証です。
その時の自分に出来る限りの事をしたはず。
一生懸命考えて決めたはず。
だから、それでいい。
そうやってどこかで自分を納得させて
お届け後は作品に話しかけたり、撫でたり、
抱きしめたりしてあげて下さい。
ペットたちに「ごめんね」という気持ちと
「こんな飼い主を許してくれてありがとう」
「うちに来てくれてありがとう」
そう思えるようになってくれたら
作品は完成するのかなと思います。
私もペットロスを経験し、
たくさんの方のお話を聞き、
作品作りをしています。
待って下さる皆様の事を考えつつ作成している時、
目に入るペットたちに癒されつつ作っています。
作品は「ペットたちからの贈り物」という気持ちで作っています。
ペットたちとお客様とを繋げる架け橋みたいなお仕事が出来れば幸いです。