自分の誕生日に両親へのプレゼント 産んでくれたお礼、育てて頂いたお礼
公開日:2025/04/21 更新日:2025/04/21編み物で作る
うちのペットオーダーニット。
私たちは
ニットクッションや
ニットブランケット等を作り、
誕生日プレゼントにご利用頂いています。
皆さんは自分の誕生日はどのように過ごされますか?
家族や友人、恋人からのプレゼントを楽しみに待つ人もいるでしょう。
年齢が上がってくると少しずつ楽しみも減ってきたりして…
でもいくつになってもお祝いしてもらえるのは嬉しい事だと思います。
ところで、最近はこんなご依頼があります。
自分の誕生日に、産んでくれたお母さんや
育ててくれたお父さんへ、
プレゼントを贈るのだそうです。
こちらはペットのお写真そっくりに
糸を編んで編み物で作ったクッション。
サイズもいくつかあり、お値段に合わせて選べます。
実は私も、自分の誕生日には
何度か母へプレゼントを贈ったことがあります。
プレゼントと言っても、
母の好きな和菓子(数百円)を買ってくる程度ですが、
母としては気持ちが嬉しいみたいです。
あまり高額な物は持たない人ですし…。
数百円程度でも十分喜ばれると思いますが
当店へご依頼頂く場合は高額な物を選ばれています。
若いころは自分の誕生日に親にプレゼントなんて思いもつきませんが、
ある程度年齢を重ねたお客様が多いようですので
金額はあまり問題ないのかもしれませんね。
私が母に、普段からお礼を言えるようになったのには理由があります。
私は過去に何度か病気をしまして、
その都度母には大変心配を掛けました。
時には涙を見たこともあり、
自分ももうダメかなと何度か思いました。
でも幸いに快復し、今では無理をしなければ普通に暮らすことが出来ます。
生きているだけで幸せなのです。
その病気から戻ってきたあるころ、
今から15年くらい前でしょうか、
母と食事をしていて、母が
『もうすぐ誕生日だね』
と言ってくれました。
○○才か、大きくなったなぁ・・・
そんな話をしていると自分も自然と
「心配かけたなぁ。でも産んでくれてありがとな」
と口から出てきました。
その時自分も泣いてしまったようなかすかな記憶があります。
その言葉だけでも母は嬉しそうでした。
それから、毎年ではないですが時々母の好きな柚子最中や、地元の和菓子を買いに行っています。
今年ももうすぐ誕生日が来ますので
久しぶりに何か買ってこようかな、と思います。
親にプレゼントを贈りたい、
と言う人の中には、
やはり自分用にも欲しい
と言う人がいます。
親にはクッションを、
自分にはちょっとお安めのひざ掛けを、
なんていうこともありますが、
こんなのはいかがでしょうか。
クッションとひざ掛けスクエアのセットです。
ひとつはお母さんへ、
ひとつはお父さんへ
という人もいますし、
ひとつは親へ、
もう一つは自分用
と言う人もいます。
ご両親と相談しているうちに
「親がお金を出してくれることになりました」
なんていうケースも…。
やっぱりわが子の誕生日は親にとっては大切な日なんでしょうね。
ペットが亡くなったというお客様もいらっしゃいます。
自分の誕生日なのに、
ペットとのお別れがありお父さんお母さんが寂しそうにしている、
というご依頼です。
親を元気づけたいという気持ちと、
自分の誕生日に感謝の気持ちを伝えたいという気持ち、
そしてペットを想う自分の気持ち。
様々な思いが詰まった贈り物になります。
お話をお聞きし、私たちも心を込めて作成させて頂いています。
10人のお客様がいれば
10通り、またはそれ以上の想いが込められた作品になります。
一人ずつ、一つずつ、
違うものを作っています。
皆さまの気持ちが込められていて、
その気持ちをお預かりし、
作品に込めるのが私たちの仕事です。
お客様に喜んで頂き、
プレゼントのお贈り先様に喜んで頂き、
ご家族皆様が幸せになって頂けるよう、
作品には大きな責任があります。
その気持ちを大切にして
作品作りを続けていきたいと思っています。