はちみつが結晶化したとき

1.糖分の比率 はちみつには主にブドウ糖（グルコース）と果糖（フルクトース）が含まれています。 ・ブドウ糖は水に溶けにくいため、温度が下がると結晶化しやすいです。 ・果糖は溶けやすく、結晶化を抑える役割があります。ブドウ糖が多いはちみつほど結晶化しやすい傾向にあります。 2.保存温度 はちみつは10～15℃程度で結晶化しやすくなります。一方、高温では結晶化が進みにくいです。 3.純度や加工の程度 純粋なはちみつは結晶化しやすいです。加熱処理されたはちみつは結晶化しにくくなることがあります。 4.微小な粒子の存在 はちみつ中の花粉や空気中の微粒子が核となり、結晶化が進むことがあります。

1.湯せんで温める 容器を40℃前後のお湯に浸けて、ゆっくりとかき混ぜることで結晶が溶けます。 温度が高すぎると風味や栄養素が損なわれるので注意してください。 2.温度管理 保存温度を一定に保つことが大切です。20℃前後で保存すると結晶化しにくくなります。 3.結晶化が気にならない場合 結晶化しても品質には問題ありません。そのままパンやヨーグルトに混ぜて使うこともできます。

・容器を定期的に軽く振る。 ・液状を保つために加熱処理をする（ただし、風味や栄養価に影響する可能性あり）。 ・冷蔵庫ではなく、適温で保存する。