【Win11と10ユーザー必見】急にPC音が出ない！簡単チェックで今すぐ解決

「あれ？さっきまで普通に使えていたのに、PCから急に音が出なくなった…！」 大切なオンライン会議の前や、楽しみにしていた動画を見ようとした瞬間にこんなトラブルが起きると、本当に焦りますよね。 特にパソコンに詳しくないと、「どうしよう、壊れちゃったのかな？」と不安になるかもしれません。 でも、安心してください。 多くの場合、PCから急に音が出なくなる原因は、意外と簡単な設定ミスや一時的な不具合だったりします。 難しい専門知識がなくても、順番にチェックしていけば、ご自身で解決できる可能性が高いんです。 この記事では、「PCから急に音が出ない」という状況に陥ったあなたが、落ち着いて原因を見つけ、問題を解決できるよう、初心者の方にも分かりやすく、手順を解説していきます。 まずは簡単な基本チェックから始めて、Windowsの設定、ドライバーの確認まで、ステップバイステップで進めましょう。

パソコン作業中に突然音が聞こえなくなると、「えっ、なんで？」って本当に困ってしまいますよね。 もしかしてスピーカーが壊れちゃったのかな…なんて心配になるかもしれませんが、実はそうじゃないことの方が多いんです。 なぜ急に音が出なくなるのか、その原因は様々ですが、大きく分けると以下のようになります。 ・うっかりミスや設定の間違い: ミュート（消音）になっていたり、音量がゼロだったり、音を出すスピーカーの選択（出力デバイス）が間違っていたり。 ・ソフトウェアの一時的な不具合: Windowsや使っているアプリが、何かの拍子で一時的に不安定になっている。 ・ドライバーの問題: 音を出すために必要な「サウンドドライバー」というプログラムが古かったり、破損していたり、OSアップデートとの相性が悪くなったり。 ・Windows Updateの影響: OSのアップデートによって設定が変わってしまったり、ドライバーとの互換性に問題が出たり。 ・接続の問題: スピーカーケーブルが抜けていたり、Bluetooth接続が切れていたり。 ・まれに物理的な故障: スピーカー自体や、パソコン内部の部品が故障している。 このように、原因の多くは設定やソフトウェアに関連するものです。 ですから、まずは基本的な確認から順番に試していくのが解決への近道です。 この記事では、特別な道具や知識がなくても試せる簡単なチェックから、少し踏み込んだ設定の確認、ドライバーのチェックまで、段階的に手順を追って解説していきます。 焦らず、一つ一つ確認していきましょう。きっと原因が見つかるはずですよ。

1. ミュート（消音）になっていませんか？ 一番よくある原因です。画面右下のスピーカーアイコンに「×」印や斜線が付いていたら、ミュート状態。アイコンをクリックして解除しましょう。 ノートPCなら、キーボードのミュートキー（スピーカーに斜線のマークが多いです。[Fn]キーと同時押しの場合も）を誤って押していないかも確認してみてください。 2. 音量レベルは小さすぎませんか？ ミュートでなくても、音量がゼロや、極端に小さい可能性も。タスクバーのスピーカーアイコンをクリックし、音量スライダーが左端になっていないか確認し、適切な位置まで上げましょう。 YouTubeなど特定のアプリだけ音が出ない場合は、そのアプリ自体の音量設定や、ブラウザのタブにミュートマークが付いていないかもチェックです。 3. パソコンを再起動してみましょう 困ったときの再起動！一時的なシステムの不調やプログラムのエラーが原因なら、これだけで直ることが本当に多いです。 Windowsをリフレッシュさせる効果があります。時間は少しかかりますが、スタートメニューから「電源」→「再起動」を選んで、試してみる価値は十分にありますよ。 4. スピーカーやイヤホンの接続は大丈夫？（有線の場合） 外付けスピーカーや有線イヤホンを使っている場合、ケーブル接続を確認しましょう。 「ちゃんと挿さってるはず」でも、一度抜いて、しっかり奥まで差し込み直してみてください。緩んでいたり、抜けかかっていることは意外とあります。 また、**正しい端子（通常は緑色）**に挿しているかも重要です。マイク端子（ピンク色など）と間違えていないか、色を確認しましょう。 5. Bluetooth接続は有効ですか？（無線の場合） ワイヤレスのスピーカーやイヤホンなら、Bluetooth接続をチェック。 Windowsの「設定」→「Bluetoothとデバイス」で、Bluetoothがオンになっているか、使いたいデバイスが**「接続済み」**になっているか確認してください。 もし「ペアリング済み」や「オフライン」なら、「接続」ボタンを押すか、一度デバイスを削除して再ペアリングを試しましょう。デバイス自体の電源や充電が切れていないかも忘れずに確認してくださいね。 次のステップで、Windowsの設定をもう少し詳しく見ていきましょう。

基本的なチェックで解決しなかった場合、次はWindowsの「音に関する設定」、特に「サウンド設定」を詳しく見ていきましょう。 ここで一番重要なのが、「どの装置から音を出すか」を指定する**「出力デバイス」**の設定です。 パソコンには、内蔵スピーカー以外にも、モニターにスピーカーが付いていたり、イヤホンジャックがあったり、Bluetoothデバイスが接続できたりと、音を出せる可能性のある装置が複数認識されていることがあります。 Windowsが、あなたが意図しない装置から音を出そうとしていると、当然、聞きたいスピーカーからは音が出ません。 Windows Updateの後などに、この設定が勝手に変わってしまうこともあるので、必ず確認しておきたいポイントです。 お使いのWindowsのバージョンに合わせて、確認方法をご案内しますね。

Windows 11をお使いのあなたはこちらの手順で確認してみてください。 1. まず、画面下のタスクバーにあるスピーカーアイコンを右クリックします。 2. メニューが表示されるので、「サウンドの設定」を選びます。（または、スタートメニュー → 設定 → システム → サウンド でもOKです） 3. 「サウンド」の設定画面が開きます。画面の上の方に「出力」というセクションがありますね。 4. その中に「音の再生場所を選択してください」（またはそれに近い表現）という項目があり、現在選択されているデバイスが表示されています。その右側にある丸いラジオボタン（〇）**の一覧を確認してください。 5. ここに、あなたのパソコンの内蔵スピーカー（例：「スピーカー (Realtek High Definition Audio)」など）の名前があるはずです。 もし、違うデバイス（接続していないモニター名やヘッドセット名など）のラジオボタンが選択されていたら、正しいスピーカーのラジオボタンをクリックして選択し直してください。 6. 選択したら、そのすぐ下にある音量スライダーの右隣あたりに**「テスト」**ボタン（またはスピーカーアイコン）があるはずです。これをクリックして、ポーンというようなテスト音が選択したスピーカーから聞こえるか確認してみましょう。 ここで正しいスピーカーを選び直すことで、あっさり解決することがよくありますよ。

Windows 10をお使いの場合は、少し手順が異なりますが、確認するポイントは同じです。 1. 画面下のタスクバーにあるスピーカーアイコンを右クリックします。 2. メニューから「サウンドの設定を開く」を選択します。（または、スタートメニュー → 設定（歯車アイコン） → システム → サウンド でもOKです） 3. 「サウンド」設定画面が表示されます。画面の上の方に**「出力」**というセクションがあります。 4. その中に「出力デバイスを選択してください」という項目があり、**ドロップダウンメニュー（▼マークが付いた箱）**が表示されています。 5. このドロップダウンメニューをクリックして、中に出てくるデバイスの一覧を確認します。 6. あなたが音を出したいパソコンの内蔵スピーカー（例：「スピーカー (Realtek(R) Audio)」など）がちゃんと選ばれていますか？ もし違うデバイスが選択されていたら、正しいスピーカーの名前をクリックして選択し直してください。 7. 選択した後、音が聞こえるか試してみましょう。念のため、少し下にある「デバイスのプロパティ」や、さらに下（または右側）にある「サウンド コントロール パネル」からテスト音を再生して確認することもできます。 Windows 10でも、この出力デバイスの選択ミスは非常に多い原因の一つです。しっかり確認してみてくださいね。

Windowsのサウンド設定も確認したし、出力デバイスもちゃんと合っているはず…なのに、まだ音が出ない！ そんな時は、Windows自身に問題解決を手伝ってもらいましょう。 Windowsには、「トラブルシューティングツール」という、問題を自動で診断して修復してくれる便利な機能が備わっています。 音が出ない原因がソフトウェア的なものであれば、このツールが解決してくれる可能性があります。 操作は簡単で、画面の指示に従って進めるだけなので、パソコンに詳しくなくても大丈夫ですよ。試してみる価値は十分にあります。 ■ Windows 11の場合 1. スタートボタンを右クリックし、「設定」を選びます。 2. 設定画面が開いたら、左メニューの「システム」を選び、右側の項目を下にスクロールして「トラブルシューティング」をクリックします。 3. 次に「その他のトラブルシューティング ツール」をクリックします。 4. 「オーディオ」または「オーディオの再生」という項目を探し、その右側にある「実行する」ボタンをクリックします。 5. あとは画面の指示に従って、診断が進むのを待ちます。何か問題が見つかれば、修正方法を提案してくれるので、「この修正を適用します」などを選択してください。 ■ Windows 10の場合 1. スタートボタンをクリックし、歯車アイコンの「設定」を選びます。 2. 設定画面が開いたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。 3. 左側のメニューから「トラブルシューティング」を選びます。 4. 右側に表示される「追加のトラブルシューティング ツール」をクリックします。 5. 「オーディオの再生」という項目を探してクリックし、「トラブルシューティング ツールの実行」ボタンをクリックします。 6. こちらも画面の指示に従って進めます。問題が検出されたら、修正を適用してみてください。 このトラブルシューティングツールは、万能ではありませんが、設定の矛盾や、よくあるドライバーの問題などを自動で見つけて直してくれることがあります。 「何をやってもダメだ…」と諦める前に、一度このツールを実行してみることをお勧めします。

基本的な確認や設定変更でも音が出ない場合、次は音を出すためのプログラム**「サウンドドライバー」**を確認しましょう。 ドライバーが古い、壊れている、OSと合っていないなどの理由で、音が出なくなることがあります。 少し専門的に聞こえますが、手順は決まっているので大丈夫ですよ。 1. デバイスマネージャーを開く スタートボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」を選択します。 2. サウンドデバイスを確認する デバイスマネージャーが開いたら、「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の左にある「>」をクリックして展開します。 表示されたサウンドデバイス名（例: Realtek High Definition Audio）の左に、**黄色い「！」や赤い「×」**マークが付いていないか確認します。 これらのマークはドライバーに問題があるサインです。 3. ドライバーを更新してみる 問題がありそうなデバイス名（マークがなくても試す価値あり）を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。 「ドライバーを自動的に検索」を選び、画面に従って進めます。 新しいドライバーがインストールされたら、PCを再起動します。 4. ドライバーを再インストールしてみる 更新で直らない場合、デバイス名を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。 重要：確認画面で「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」のチェックは入れずに、「アンインストール」をクリックします。 アンインストール後、PCを再起動します。Windowsが起動時にドライバーを自動で再インストールしてくれます。 ドライバーの確認と更新/再インストールは、音トラブル解決の有効な手段の一つです。 画面をよく見て、手順通りに試してみてください。

「あれ？イヤホンを挿すとちゃんと音が聞こえるのに、パソコン本体のスピーカーからは全く音が出ない…なんでだろう？」 これも、パソコンの音トラブルで非常によく聞くケースです。 この症状の場合、スピーカー自体が物理的に壊れている可能性は低いので、少し安心してくださいね。 原因のほとんどは、Windowsの「音の出口」の設定にあります。 どういうことかと言うと、パソコンが「音はイヤホンジャックから出すものだ」と認識してしまっていて、イヤホンが接続されていない状態でも、律儀にイヤホンジャックの方へ音を送ろうとし続けている、というような状態になっていることが多いんです。 特に、以前イヤホンやヘッドセット、あるいはHDMIで外部モニター（スピーカー付き）などを接続したことがある場合に、その設定が残ってしまっていることがあります。 この問題を解決するために確認すべきなのは、やはり**「サウンド設定」の「出力デバイス」**です。 1. まずは、これまでにも見てきた方法で、Windowsのサウンド設定画面を開きましょう。（タスクバーのスピーカーアイコン右クリック → サウンドの設定 など） 2. 「出力」セクションにある「出力デバイスの選択」項目（Windows 11ならラジオボタンの一覧、Windows 10ならドロップダウンメニュー）をもう一度よく見てください。 3. そこに表示されているデバイスの中から、パソコン本体の内蔵スピーカー（「スピーカー (Realtek...)」のような名前が多いです）がちゃんと選択されていますか？ 4. もし、イヤホンやヘッドセット、モニターの名前などが選択されていたら、正しい内蔵スピーカーを選び直してください。 5. Windows 10の場合、スピーカーを選んだ後、「既定のデバイスとして設定」のようなボタンがあれば、それをクリックしておくとより確実です。（Windows 11では通常、選択するだけでOK） また、サウンド設定画面の下の方（または関連設定）にある「サウンド コントロール パネル」（古い形式の設定画面です）を開いて、「再生」タブを確認するのも有効です。 ここに使用したいスピーカーが表示されていて、緑色のチェックマーク（既定のデバイス）が付いているか確認しましょう。

少しだけ、この記事を書いている私たち「PC堂」についてご紹介させてください。 私たちは、愛知県岡崎市に実店舗を構えるパソコン専門店です。 中古パソコンの販売・買取を中心に、パソコン修理や設定サポートなども行っています。 「中古パソコンって、ちょっと不安…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。 だからこそ私たちは、一台一台丁寧にクリーニングと厳しい動作チェックを行い、お客様に安心して使っていただける品質のパソコンだけを取り揃えています。 そして、実店舗があるだけでなく、便利なオンラインショップも運営しています。 オンラインショップは顔が見えないからこそ、実店舗があるという安心感は大きいと、多くのお客様からお声をいただいています。 実際に店舗で商品を見ていただくことも、オンラインで手軽にご購入いただくことも可能です。 パソコンのことでお困りごとがあれば、ご購入はもちろん、修理や設定のご相談だけでも、お気軽に店舗スタッフやオンライン窓口までお問い合わせくださいね。 地域の皆様にも、遠方の皆様にも、頼りになるパソコン屋さんでありたいと思っています。