巷でよく聞くようになった「フェム(膣まわり)ケア」という言葉。
『デリケートゾーン』と呼ばれる膣まわりは《女性の第二の顔》なんて言われています。
あなたは膣まわりのケア、どうしてますか?
「聞いたことはあるけど、知らない」
「何をどうしたらいいのかわからない」
「そもそも…なんで必要なのかわからない」
そう。
自分の身体の一部なのに『意外と知られていない』のです。
このページでは、
膣まわり(フェムケア)の重要性について、とことん深堀りしていきます。
日本では、まだ「恥ずかしい部分の話」として同性でも話題にするのは少し抵抗があるかもしれませんね。
しかし
膣まわりのケアは、すでにヨーロッパではスキンケアと同じように重要視されています。
日本のデリケートゾーンのお手入れについて、こんなデータがあります。
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皮膚科医の先生の実に90%以上がデリケートゾーンの重要性を訴えているのに対し、実際にケアをしていない人は、なんと80%以上。
日本でどれだけ浸透していないか が顕著ですね…
では、デリケートゾーンのケアをするとどんな良い事があるのでしょうか?
…
上のデータにもある通り、皮膚の専門医の殆どがデリケートゾーンのケアを推奨しています。
それは、デリケートゾーンをケアする事によって
腟まわりの血行(潤い)が促進し、ホルモンの分泌が促され、肌や髪のツヤが増すなどの美容面にもいい効果があると言われているからなのです。
ちょっと怖いタイトルですが、ホントの話。
特に、加齢とともに衰える腟…
閉経などで、心身ともにガクンと変わる更年期などにはケアが必要です。
特に重要なのが、『乾燥させない』こと。
腟まわりが乾燥すると
痒みなどが起こりやすくなり、さらに心身のバランスが崩れ、皮膚トラブルや不調が起こりやすくなる
と言われています。
まずは。。。
大切な部位だから、自分の身体をきちんと知る事から。
デリケートゾーンが乾燥していないか
まずはセルフチェックしてみましょう。
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【デリケートゾーンの乾燥チェック】
[A]クリトリスが小さくなる
クリトリスは包皮で覆われています。
乾燥すると包皮がむけにくくなり、クリトリスが小さく縮み、痛みや違和感を感じます。
[B]尿道口が開く
尿道口が開きすぎてしまい空洞になってしまっている状態。乾燥等により開きすぎると内側の粘膜が飛び出してくることもあるので要注意。
[C]腟口が乾燥で白っぽくなる
膣は乾燥すると穴の周りが白くなってしまいます。
腟に指をそっと入れただけで痛みがあるのは要注意。
[D]小陰唇が短くなる(しぼむ)
小陰唇とは、大陰唇の内側にあり膣や尿道を守る壁のような左右のひだ。
乾燥するとシワシワとしぼんだようになったりひだの長さが短くなる場合も。
[E]大陰唇がたるんでいる
女性器を守っているぷっくりとした部分。
ここにハリがなく、シワシワになり始めたら潤いがなくなった証拠。
腟の乾燥は「おしりサイン」にも…
膣まわりを囲む筋肉(骨盤底筋)の衰えは、血行不良を引き起こします。
そのバロメーターが、実は「おしり」。
膣の乾燥は、その部位のみならず、おしりにもサインが出てきます。
● 触るとおしりが冷たい
● おしりの肌がカサカサ(乾燥している)
● おしりのハリがなくなる(垂れる)
こんな「おしりサイン」が現れていたら、膣が乾燥している証拠かもしれません。
毎日の生活習慣が、いつの間にか
「膣の乾燥」を招いているかもしれません。
「膣の乾燥」を招く?!
▼ 生活習慣チェック ▼
● 生活が不規則である
● 体を動かす習慣がない
● 無理なダイエットをしている
● クーラーをガンガンかけるのが好き
● 一年中、冷たいものをたくさん飲む
● アルコールやカフェインを多くとる
● 甘いものが好きで毎日食べる
● 気づくと猫背になっている
● セックスレス(セルフ含め)である
● パソコンやスマホを見る時間が長い
…
▲ いくつ当てはまりましたか? ▲
思い当たる数が多いほど、膣の乾燥が進んでいるかもしれません。