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スポーツイベント開催の際の安全配慮について

公開日:2025/04/11 更新日:2025/04/16
心臓突然死リスクは安静時の17倍!?
スポーツ中や直後の心臓突然死のリスクは安静時の17倍になります。皆様もストレス発散や趣味でスポーツを楽しんでいることと思います。楽しいはずのスポーツが、悲しい出来事の場となってしまうことは決してあってはなりません。 楽しく体を動かすために、救命体制を整えていきましょう!
イベント開催に当たっての必要な配慮
1.救急担当責任者を置き、事前に大会中の救命体制を整備 (1)救護人員:医師・看護師、救命士、その他沿道ボランティア (2) 会場整備:救護本部・救護所の設置、必要数のAEDの確保、救急処置用具・医薬品の準備 (3)消防署との連携:緊急時連絡の手順の確認、救急車の受け入れ態勢 (4)病院との連携:搬送先病院への事前訪問と受け入れ態勢の確保など 2.3分以内の電気ショックを可能にするAEDの配置(環境に応じた工夫調整) (1)定点配置(諸条件による、例えば300~500m毎) (2)随走搬送(1.5~2km毎、自転車、バイクなど) (3)救護所およびゴールへの設置(5km毎) (4)AED設置場所の目印や誘導標識の設置(50m毎) 3.参加申込時に参加者の健康状況を自己申告  持病、既住歴、アレルギー歴、内服薬、最近の症状の有無  主治医の参加許可、家族・主治医の連絡先(ゼッケン裏に記載) 4.事前に救護スタッフ・ボランティア・参加者に対し救命講習を実施 5.大会当日の参加者体調を再確認(血圧、体温、睡眠、下痢・風邪など) 6.大会挨拶や事前アナウンスにて救護体制やAED設置場所を参加者に周知 7.スポーツ中に加え、ゴール直後や終了後の30分は異変に注意
↑様々なシチュエーションを想定した訓練の様子
AEDの設置場所の3つのポイント
Point1.2分以内に届けられる環境に! 3分以内に電気ショックを行うには2分以内にAEDを届けられる環境に(電極貼付と解析充電で1分必要) Point2.誰がどう届けるか事前に計画 スポーツ現場のどこに何m間隔で合計何台のAEDを設置し、それを誰がどう届けるか事前に計画準備 Point3.選手・観客に周知する案内を AEDの設置位置を選手・観客に周知する位置案内を用意する
↓マラソン大会の救護スタッフの様子
楽しいスポーツイベントに向かって
AEDは使わないで終えることが1番ですが、いざという時の備えは非常に大事です。何よりも元気に家に帰ることが大切です。 いつも支えてくださる救護スタッフの皆様に心から感謝いたします。
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