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特定小型原動機付自転車の選び方

公開日:2024/10/21 更新日:2024/10/30
2023年7月の法改正によって、新たな車両区分として「特定小型原動機付自転車(以下、特定小型原付)」が新設されました。 16歳以上であれば、運転免許がなくても乗ることができ、若者だけでなく免許を返納した高齢者世代からも注目の乗り物です。 特定小型原付には電動キックボードが主流になっていますが、形状や大きさなどの要件を満たせば良いため、電動キックボードだけでなく2輪タイプや3輪タイプ、着座タイプなどさまざまな種類があります。 「特定小型原付」が気になるけど、どういった乗り物かわからない人もまだまだ多くいると思います。そこで本記事では、特定小型原付の種類や特徴、要件などを紹介します。特定小型原付を選ぶ際に参考にしてください。
特定小型原動機付自転車の要件とは?
特定小型原付というと、現在電動キックボードの形状が主流となっています。しかし、特定小型原付の形状や大きさなどの要件としては下記の表のものを満たせば良いため、電動キックボードだけでなく様々なタイプがあります。 特定小型原付の中には、形態別でみると2輪や3輪、4輪があり、さらに乗り方としては立ち乗りタイプ・座り乗りタイプがあります。また、特定小型原付の中には「特例特定小型原付」の機能が付いた乗り物もあります。
特例特定小型原付とは?
「特例特定小型原付(特例特定小型原動機付自転車)」とは、特定の道路において、走行モードを切り替えたうえで時速6kmで歩道を走行できる機能を搭載した乗り物です。 特例特定小型原付の条件は主に下記の2つです。 ・最高速度表示灯(緑色のライト)を点滅させる。 ・時速6kmを超える速度を出せない。 歩道走行の際、基本的に歩行者優先となっています。特定小型原付・特例特定小型原付の詳しい交通ルールは下記のリンク先、警察庁HPをご覧ください。
特定小型原動機付自転車の形状タイプ
特定小型原付の形態としては、主に4種類あります。 ・電動キックボード型(立ち乗り・座り乗りタイプ) ・自転車/バイク型(立ち乗り・座り乗りタイプ) ・3輪型(立ち乗り・座り乗りタイプ) ・4輪型(座り乗りタイプ) それぞれの特徴は下記の表をご覧ください。
電動キックボード型の特徴
電動キックボード型の特徴は、手軽さと軽快さ。折り畳みできるモデルも多くあり、車載や収納も楽々。立ち乗りがメインとなっていることから、短距離のちょっとした移動に向いています。 タイヤの径が小さい事により、やや安定感にかけ、段差に弱い部分があります。雨の日の運転は要注意です。 現在、特定小型原付の主流のモデルで価格帯もスペックも様々なモデルが発売されています。
特定小型原付電動キックボード「RICHBIT ES1 Pro」は日本で一番最初に発売された特定小型原付モデルの電動キックボードです。価格と性能のバランス、コスパの良さで日本一の販売台数10,000台を突破、エントリーモデルとして選ばれています。 「RICHBIT ES1 Pro」は、2024年10月にマイナーチェンジが施され、リアタイヤをノーパンクタイヤへ仕様変更、テールランプのデザインを一新しています。
自転車 / バイク型の特徴
自転車 / バイク型の特徴は、電動キックボードと比較してタイヤ径が大きく自転車と同様に安定性が高い、坂道走行がしやすい、座り乗りができることなどが特徴です。運転もしやすく、乗り慣れた自転車のように操作ができ、キックボード型に抵抗がある人におすすめです。 現在、「電動キックボード型」から「自転車 / バイク型」へトレンドが移りつつあり、折り畳みが可能なもの、太いFATタイヤを装備しバイクに形状が近いものなど、様々なモデルが各社から販売されています。
特定小型原付“RICHBIT CITY”は2024年5月15日より販売開始し、2024年10月現在で国内累計販売台数は2,000台以上。特定小型原付の「電動バイク」モデルで日本一の販売台数です。
3輪型の特徴
3輪型の特徴は、比較的安定性が高いことです。タイヤが増える分、路上での走行中の衝撃を吸収しやすくなります。車重が重い・2輪と比較し小回りがききにくい・価格が高くなりやすい事がデメリットです。 まだ販売されている車種が少ないのが現状です。今後各社から特定小型原付の規格にあわせた様々な形状のモデルが発売される事が予想されます。
4輪型の特徴
4輪型の特徴は、重量感と安定性です。一方で、コンパクトサイズではないため、導入の際には駐車場所と保管をどうするかが課題です。 4輪だから安定感があると思われますが、特定小型原付の規格(横幅:0.6m以下)にあわせると、車幅が狭くなり、自立安定性の確保が容易ではありません。この点をどうクリアしていくかが課題となります。高齢者世代が主に使用するシニアカーの代わりに普及が進むのではないでしょうか。