春のロゼワイン特集では、ロゼワインの魅力や一般的な製造方法、ペアリングを紹介。
公開日:2025/02/11 更新日:2025/03/06ロゼワインは、白ワインの爽やかさと赤ワインの豊かな果実味を兼ね備えた絶妙なバランスが魅力。
実は一番料理に合わせやすく、日本人の好みにもぴったり寄り添います。
春の陽気にぴったりのロゼワインで、心華やぐひとときをお楽しみください。
フルーティーな香りと爽やかな味わいが、春の食卓を彩ります。
ロゼワインの製造方法には一般的に以下の3つがあります。
1. セニエ法(血抜き法)
赤ワインの製造過程で一部の果汁を抜き取り、それをロゼワインとして発酵させる方法です。ぶどうの果皮と果汁が接する時間が長いため、果実味が濃厚で色見も濃い目になるものが多いです。
2. 直接圧搾法
黒ブドウを圧搾して果汁を取り出し、そのまま発酵させる方法です。ブドウの皮が果汁に浸る時間が短いため、ロゼワインは薄いピンク色になります。この方法は非常にフレッシュな味わいのロゼワインを作るのに適しています。
3. 混醸法
発酵前に黒ぶどうと白ぶどうを混ぜて発酵させます。色合いはロゼ色ですが、厳密にはロゼワインとは分類されません。混醸法で作られたワインは、独特の色合いや味わいを持つことが多いようです。
ロゼワインには、フルーツを使った料理や、エビやカニなどの甲殻類を使った料理、トマトを使った料理なども良く合います。
<フルーツを使った料理>
イチゴとモッツァレラチーズのカプレーゼやいちじくのフルーツサラダは、ロゼワインのフルーティーな風味を引き立てます。
<甲殻類を使った料理>
エビチリや麻婆豆腐のようなスパイシーな料理は、ロゼワインの酸味と甘みが辛さを和らげ、バランスを取ります。
桜えびと新玉ねぎのかきあげや魚介のトマトクリームパスタも、ロゼワインとよく合います。
<トマトを使った料理>
鶏肉のトマト煮込みやトマトやフルーツを使ったサラダは、ロゼワインの酸味とトマトの酸味が調和します。
<その他の料理>
生春巻きやサーモンとりんごのカルパッチョ アボカドソース、北京ダック風 鶏の甜麺醤照り焼きなども、ロゼワインの軽やかな味わいとよく合います。
ロゼワインのほどよい酸味と豊かな果実味、軽い渋みがこれらの料理と絶妙にマッチします。
また、甘さが控えめでフルーティなロゼワインは、エビチリや生春巻きといった中華料理やエスニック料理とも相性が良いです。