はじめに
株式会社森野帆布船具工業所は、大正3年3月 横浜の地で船具加工業としてスタートをきりました。大正12年の関東大震災では、日本郵船株式会社 横浜支店製帆所の神戸移転を契機に、同製帆所職人を引受け大所帯となりました。 昭和に入ると、横須賀海軍軍需部専属工場の任命を受け、旧帝国海軍艦艇備品を製作。昭和20年の横浜空襲により、工場灰塵と化すも、海軍により直ちに復旧、翌日より作業を再開。戦後様々な業務形態を経、現在に至っております。 よって、我々の扱うもの全てが工業製品です。ここに、我々の素材及び能力の一部による商品をご紹介しておりますが、これら全ては工業製品とご理解の上お付き合い願います。例えば生地ですが工業用の素材であるが故、織りむら、色むらがみられることがあるかもしれません。縫製物は一般の工業ミシンとはさらに異なる機械を使用している場合もあり、衣類や一般的な袋物のような仕上がりにはどうしてもなりません。どうぞその点をご理解の上、永くお付き合いくださいますよう宜しくお願い致します。
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