新発売!
弊社では、20本余りの木桶で味噌を仕込んでいます。1本の木桶にはおよそ5トンの味噌が入ります。寝かせる桶によってその木桶のくせや、その場所の温度・湿度の影響を受け、微妙に発酵の進み具合が異なってきます。
大きな木桶を作る職人は非常に少なくなり、今はステンレスや合成樹脂のタンクを採用することもありますが、木桶に染み付いた微生物や通気性の影響などで出来上がりの奥深さがあります。
従業員は5名程度の小さな味噌屋ですが、皆様にご満足いただける商品が出来るよう心をこめてお作り致します。
木桶で熟成させた味噌を、出荷直前には40kg樽に分けて保管し、それを1kg袋詰や、500gカップ詰にして出荷しています。
←手前に見えるポリ樽が40kg入樽。奥に見える水色のタンクが1tタンクです。1tタンクはリフトで運べるので、木桶で仕込んだ味噌をタンクに移し変え、冷蔵庫に入れて着色を防いだり、少量の味噌を仕込む時にも使っています。
味噌を掘り出す機械が入っていない倉庫では、手作業で味噌を掘ることも・・・。
これは結構難儀です。木桶1本分掘るのに大体半日〜1日かけて交代で掘ります。昔は一人で掘らされたもんだ…と苦しい過去を思い起こす従業員も。
(木桶から1tタンクへ味噌を移している様子。→)
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